2010年11月9日火曜日

おるがすむす



イスタンブールの世界遺産のモスクのミナーレ(塔)の一番高い所に一人で立った時、
思わず身震いがした。今まで歩いてきたところを上から見下ろし、その道筋をカメラでなぞる。
ここに僕が居ることなんて誰も知らないんだと思うと、股間あたりからぞわぞわっとじわじわっと渦巻きのようなものが胃から胸の方まで上がっていき、一瞬自分は何者なのか、何故ここにいるのか把握出来なくなった。快感とはこういうものなのか。細胞の一つ一つがソーダのふたを開けた時の炭酸のように急速にはじけるような。。非常に心地がよい。少し大層だが、ここに来る人生を歩んできたんだとしみじみ感じた。

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