2010年6月1日火曜日

Magnificent Maps







昨日見た展覧会は僕自身にとって非常に刺激的でした。
http://www.bl.uk/magnificentmaps/
タイトル通り地図の展覧会。何百年も前の地図から最近作られた地図まで、
会場にはおよそ100点ほどの様々な地図が並べられていました。
会場にはびっくりするほどの人の数で、なぜそんなに地図を見ることが好きなんだろう?
と僕が言うのもなんなんですが、それぐらいみんなじーっと細部まで興味深く食い入るように見ていました。それは俯瞰できるスポット(公共の展望スペースなど)で撮影していて周りにいる人たちを見ていても同じような気持ちになりましたが。
自分自身の作品(Diorama Map)の根源からも探ってみると、20歳前後の頃に強く感じていた“今自分はいったいどこにいるんだろう?”という衝動の解決として、今自分が居る場所を高いところから見ようという行為からこの作品が生まれたといっても過言ではないんですが、おそらくこれは僕だけの感覚ではなく人は自分と自分の目の前に広がる世界との関わりや、結びつきを客観視できる地図というものを介して確認したいという想いの現れなんだろうなと感じた。
ロンドン滞在期間中にこんなドンピシャなタイミングで見れるとは、
僕のためにあるような、そんなような気分でした。
ロンドンに行かれる予定の方がおられましたら是非とも足を運んでみてください。



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